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健断リフォーム推進協議会

【北海道メディアキャラバン】開催レポート 2025年8月18日

当協議会代表理事であり、近畿大学副学長建築学部教授である岩前先生、当協議会の加盟企業でもある竹内建設様と、YKKAP株式会社様、事務局長コマツが、北海道新聞社、STV札幌テレビ放送、HTB北海道テレビ放送、HBC北海道放送、UHB北海道文化放送を訪問しました。

また、STV札幌テレビ放送様では、ラジオへの出演をさせていただき、断熱リフォームの健康効果について地域の皆さまへ向けた情報発信を行いました。

そのレ ポートをご覧ください。

 

■訪問日:2025年8月18日(月)

■訪問先:北海道新聞社、STV札幌テレビ放送、HTB北海道テレビ放送、HBC北海道放送、UHB北海道文化放送

■参加者

(一社)日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会代表理事 近畿大学 副学長 建築学部教授 岩前 篤 氏

 

YKKAP株式会社

 住宅・エクステリア統括本部 北海道支社

 リノベーション営業推進本部 村上義尚 氏

 住宅 札幌支店 営業部 主任 飯田純弥 氏

YKKAP 株式会社

 

竹内建設株式会社

 代表取締役 竹内哲也 氏

 取締役 松山賢司 氏

 マーケティング室 藤川基 氏

竹内建設株式会社

 

(一社)日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会

 事務局長  コマツアキラ

 

 

【ラジオ出演報告】

■番組名:STVサンデーインフォメーション

■放送日時:毎週日曜 8:00~8:15

■アナウンサー:STVアナウンサー 野見山 大 様

■出演者:岩前先生、竹内社長、コマツ事務局長

■放送日:2025年8月31日(日)

 

左から、竹内社長、岩前先生、野見山アナウンサー、コマツ

 

(アナ)断熱という技術で、生活者の健康を守り、向上させる取り組みを、産・学・官の垣根を越えて取り組んでいる団体、一般社団法人日本人の健康をつくる住宅・断熱リフォーム推進協議会について、詳しいお話をお伺いします。まずは、日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会、こちらを設立された目的、そして,経緯など小松さんからお聞かせください。

 

(コマツ) 私たちが願っているのは、やはり健康です。健康を考えた時に、運動をしたり、サプリメント飲んだり、いろんなものがあると思うんですが、加えてもう一つ、私たちの住環境、労働環境において私たちの免疫力が最大化できる温熱環境を整える。これがものすごく大事なことなんですが、生活者の方はそこのところを意識されていない。「住まいが健康のソリューションである」というのが、なかなか浸透していない。でも、ものすごく大事で、ここの部分を整えておけば病気になる率も少なくなりますし、腰痛とか、私たちが苦しんでいる痛み、辛さ、苦しみ、こういったものが軽減できる。そして経済的にもものすごくメリットがあります。

住宅会社の皆さんは、技術力を高め、住環境・労働環境における温熱環境を整えることで、「住まいが健康のソリューションになる」ということをメディアの方々、そして生活者の方へ伝えていく。この活動をしなければいけない。これが健断リフォーム推進協議会の使命です。

 

(アナ)ありがとうございます。断熱性能が私たちの健康に良い影響をもたらすという要因や特徴について、岩前先生から分かりやすく教えていただけますでしょうか。

 

(岩前先生)断熱というと、省エネという部分のみ語られていていました。今の世の中は脱炭素という大きな流れになっていて、この脱炭素がちょっとピンときにくいところがあります。断熱の関りのある健康というのは、皆さんおひとりおひとりにとって非常に重要にも関わらず、医療またあはお薬、そういう世界のものだと思われてきたんです。ところが、今から20年ほど前に、私たちが研究を始めた際に、どうやらお家の作り方で、お住まいの方の健康状況がだいぶ変わってくるということがわかってきました。

いろいろ研究を続けると、最も影響が大きいのが、実は寒さや暑さであったりという温度の部分が非常に大きいということがわかりました。

ちょうど2018年には、WHOが「温度は健康的な暮らしに非常に重要」と公式メッセージを発信しました。従来、我々日本人は寒さはや暑さを我慢する、寒ければ厚着をすればいい等という考え方でした。ところが健康という観点で見ると、厚着をすること自体で体にストレスを与えます。例えば肩こりが増えたり、腰痛が増えたりとか、あるいは皮膚に対するストレスも大きいですから、お肌の調子が悪くなるというのは、実は服のせいだということもわかってきました。

しかるべき温度に保つことによって、様々な症状が緩和されお住まいの方々が非常に暮らしが楽になる、楽しくなるっていうことが分かってきたというのが、ここ15年ぐらいの研究の成果になります。

 

(アナ)竹内建設さんもこの協議会に加盟されているんですよね。

 

(竹内社長)はい。当社は創業48年目を迎える会社です。札幌を中心に新築や、リフォームなどの事業を展開しており、OBのお客様が約4000件近くいらっしゃいます。創業当時建てた方ですと、相当性能が低い時代に建てられたお家とかもありますので、創業理念である一生涯の付き合いっていうものを大切にし、少しでも長く幸せに快適に暮らしていただきたいと考えております。岩前先生をはじめ多くの先生方の研究結果から、断熱、そして住宅と健康が密接に関係してるということを学ばせていただいています。この断熱された住宅と健康の関係性について、知らない方が非常に多いと思うので、断熱された住宅を実際に体感できるようなモデルハウスを今後作っていきたいと考えております。

 

(アナ)健断リフォーム推進協議会がこれまで取り組んできたことや、今後の課題について、小松さんからお聞かせください。

 

(コマツ)はい。

まずは、住宅のサービスを提供している、我々住宅会社、リフォーム会社の技術力を高めていくことが重要だと考えています。協議会でも様々な団体にご協力をいただきながら、マニュアルを作ったりして対応しております。リフォーム会社というとクレームも多い業界なので、技術力のある会社さんを増やしていきたいです。

 

(アナ)続いて岩前先生いかがでしょうか

 

(岩前先生)大きな課題の一つとしては、やはり年々暑くなる夏対策ですね。これも実はこの断熱リフォームによって、緩和されます。日本というのは非常にいろんな技術が進んで、世界でトップレベルだと思われているんですが、住宅の断熱性能ついては、それほどトップではないんです。

アメリカだとヨーロッパのほうが相当進んでいるところがありますので、我々日本もまだまだそういうところを目指していかなければいけない。何よりもこのような情報発信を通じて、生活者の方々に、こういう知識を知っていただくっていうことは非常に重要だと思っています。

 

 

訪問させていただきました、北海道の媒体社の皆さま、誠にありがとうざいました。

 

北海道新聞社様

STV札幌テレビ放送様

HTB北海道テレビ放送様 

HBC北海道放送様

UHB北海道文化放送様